じぶき。
みずと一緒に、太い、蕗もいただいた。
・・・ほんとに太い。立派な牛蒡くらいある。堂々たる外観。
「蕗と一緒でだいじょうぶ。すじ取って、茹でて水にさらして、あ、うちはアクが強くても平気だから晒さずに、斜め薄切りにして炒めちゃうけど。油揚げと一緒に炒め煮すると、おいしいのよ」
みずを片付けて、さて、こっち。
洗いながら皮をむく。
おもしろいくらい、皮がむける。ぴゅーっ。すーっ。
どこまでが皮かすじか、わかんないくらい気持ちよくむけるけど、とにかくむく。
水につけながらどんどんむく。
沸騰してもこぼれない、「山本なべ」を久々に出し、
強火で5分ゆがいて、
また水にとり、
残ったすじをむく。
(このとき、できるだけ空気にふれない方がいいらしい、というのはネット情報)
水を張った「山本なべ」にぽちゃんとつけて、
さて、
・・・ここまでやったら、とっとと完成品にしたいなあ。
母に電話。
「あのさあ、地蕗もらったんだけど、アク、気になる? 一晩晒しておいた方がいい?」
「晒さなくてもだいじょうぶ。アクあっても平気だよ。おいしいよー。がんばってー」
ざくざくと斜め薄切り。(しつこいすじをここでもむく)。
ごま油でざっと炒め、醤油とかき醤油とオリゴ糖(ほんとは砂糖。料理に砂糖をほとんど使用しないのでいつもオリゴ糖で代用)で甘辛く仕上げ、
油揚げも切らしているので松山あげをざぶんと入れて完成。
あらま。
確かにおいしい。すんごく、おいしい。
気を付けないと、母に持っていく分がなくなるぞこりゃ。