小学生のときに読んだ「小公女」。ラム・ダスが屋根裏部屋をきれいにした折の描写に、「むきだしの、みにくいものには覆いがかかっていた」とあって、なぜかそれがやたらと気に入っていた。
家に急に来客があったときなど、ソファの下にものを押しこみ、雑多なものにそこらの布をかけたりして、母に笑われる。けっこう、役に立ってるつもりだったんだけどなあ。まあ、大人の視線からは、突っ込んだものが丸見えだったんだろう。
それを、今日は久しぶりに思い出した。
なぜなら、
14時に来客があるというのに、午前中に花粉症の薬をもらいにいったり、整骨院に行ったり、録画したタモリ倶楽部観て爆笑したりして、掃除の時間がほとんどなかったからである(!)
散乱する洗濯物。
本棚からはみ出した本。
確か去年から整理するつもりだった紙類。
食べかけの菓子。その他諸々分類不能。
あーあーあ。
そのとき、懐かしいフレーズが頭をよぎった。
ベッドの中に突っ込めるものを突っ込む。
なに、掛ふとんがちょっと盛り上がってるけど、問題ない。
そして無事に帰宅後。
発掘作業が・・・ねえ・・・。
「豆の上に寝たお姫さま」になりそうで、こわい。豆ならまだいいけど。