IBIZA(と書いて、イビサと読む。今まで知らなかった、イビザと呼んでた)から、淡々とはがきが届く。「2周年記念」。「お手入れのご案内」。春日部西武に入ってるかばん屋。ファスナー壊れたりしたとき、すぐ直してくれるんだよなあ。高かったのでひとつしか持ってないけど、ずーっと使える。軽いし。便利だし。遠くなるのは、打撃です。あーあ。
昨日入ってた、春日部西武のちらしにも、閉店のことはひとっことも書いてなかった。
どっちも、印刷に間に合わなかったんだろう。
(とはいえ、ホームページが今もそのままってーのは、いくらなんでもどうかと思うぞ。まあ、そういう配慮のなさがそこここに見えてたから、つぶれるんだろうけどさ)。
閉店報道のあった夕方、買い物にいって、いつもの共立食品で訊いてみた。(鮮魚や野菜が、まずいわ高いわで総崩れのところ、ロビンソンから残ってたこの店は、数少ないおいしいところだった)。
「つぶれるんですって?」
「そーなのよ」
「全然ご存じなかった?」
「朝礼のとき、突然言われて。もう、みんな呆然としちゃって。なんか今日はもう、みんなだめ」
「そーですよねえ。朝のNHKニュースでやってたんだってねえ」
「そうだって。ほら、お客さん、ご高齢の方が多いでしょう。朝が早くて、それで、お客さんの方が詳しいくらい」
この有様だもの。