姉がぷりぷり怒ってる。
「(お歳暮売り場で)無地のしって言ったらさー、きょとんとしてるの。で、しばらくしたら、「のし無しでいいんですよね?」ってきくんだよ。研修中って名札つけてたけど、そんなんでいいわけ? 知らなすぎるでしょ」
まーねー。知らないってのはそういうことだからねえ。でもそのまんま店頭に出しちゃうってのも、あんまりではあるねえ。
さらにしばらくして、姉が紙袋を下げてきた。「後で取りに来ます」にした、例の無地のし。
なんですか、その、紙袋にクリップでついてひらひらしてる、無地のしは?
「あ、ちゃんとついてるよ、中に」。もう怒る気力なく、げんなりしてる。
よもや。
「内のし(包装の内側にかけたのし)と外のし(包装の外側にかけたのし)を訊き忘れて、両方つけた、とか」。
正解。
でもさー。もう内のしかけちゃったんだから、どーしよーもないでしょう。両方かけるんじゃないんだから。なんだかなあ。この前、のしだけ別にくださいって言ったら、「包装に責任もてないのでできません」とかいばりくさってた別の売り場はなんなんだよ。
まーそんなだから潰れるんだろうけどね。家人に言わせれば、「百貨店なんて今はもうそんなもんだよ」かもしれないけど、ロビンソンのときは、もっとちゃんとしてたよ。だから西武は嫌いなんだ。