「今年の汚れ、今年のうーちーに」という、昔のCM(忌々しいけど、ごもっとも)が脳内を駆け巡るのをどうやら振りはらい、無事に年取り(おせち料理の余りを大晦日から食べ始める)も、年越し蕎麦の上に、蕎麦で金の字を書く(母の家は商家で、その名残だそうだ)のも済んだ。やれやれ。
もはや、ただ流れているだけの紅白をながめて、「これ、いったい誰が喜ぶんだ?」とつぶやくと、「それ! まさにそれ! 今言おうと思ってた」と母が全力で同意する。
さっき、なぜかダースベイダーが出てきたけど、母は「歌手なの?」と訝ってたぞ。