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2016年 09月 17日
最近は実用書と茶道関係の参考文献しか読まなくなっている。小説はどうにもつまらない。
芥川賞受賞作品を読んでいて、途中でげんなりして放り出したことは一度や二度ではない(最後まで読んだけど)。 「品がないんだよね」と母が断ずる。母は夏目漱石が好きである。 確かに、品がない。でも、それだけではない気がする。と思っていたら、病院の待合室にあった雑誌で、答えを見つけた。いつも見つけると読んでいる連載。 「私小説の条件は貧乏、病気、女である」。 (嵐山光三郎「又吉直樹と太宰治」 週刊朝日 2015年9月25日号) そうかそうか、よーーーく、わかった。だからつまらないんだ! 少女小説(青春小説でも家庭小説でもいい、とにかく、赤毛のアンとか若草物語とか一連の、きりっと前向いて、自分の考えは自分のもの、と貫いている小説群)を読んで育って、思想もそれに沿ってるから、「貧乏と病気と女」と言われても「だから何?」としか思えないのだった。貧乏なら如何に工夫して過ごすか、病気なら如何に折り合っていくか、女ならって、それただの属性でしょう。 私小説読んで、小説つまんねーと言ってる方がつまらないのだった。大きく間違えてた。
by sister-sue
| 2016-09-17 19:24
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