料理番組をみていた。おいしそうな煮卵を作ってる。
つけ汁は醤油、紹興酒、砂糖、あと忘れたけど、とにかく、八角3かけ。
画面に、八角の花びら(状のもの)、3枚が映った。
……え?
八角って、あの星型の1枚をちぎって、使うもんだったのーー??
いつも、当たり前に、まるまるひとつで使ってた。完全な星型で。ばらすなんて、考えたことなかった。3、と見たらまるっと3つ。高いよねえ、八角、と思ってた。がーん。
こんなときは原点に帰る、に限る。
グラフ社の料理シリーズを出してきた。小学生時分から料理はしてたけど、ちゃんと自分で本を買ったのはこのシリーズで思い入れがある。「くわしい、やさしい中華料理」。浅田峰子著。1994年発行。
★八角
種の入ったさやが6〜8個星形についていることから、この名がある。独特の香りを持ち、肉料理などによく使われる。五香粉の材料の一つ。
そして分量表にはこうあった。「八角 2片」。
たぶん、これは、花びらひとかけがふたつ、ということなんだろうなあ。にんにくひとつ、とにんにく1片を考えればわかる話だったねえ。