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2017年 08月 06日
「空の名前」(高橋健司/光琳堂出版)で調べものをしていたら、こんなのをみつけてしまった。
石麿にわれ物申す夏痩に良しとふ物そ鰻取り食せ(めせ) (万葉集巻第十六) 夏に鰻がいい、と千年以上前から言われてた、ってのは、これかい! (だからやっぱり平賀源内は後付けなんだよねえ。別に土用の丑の日に集中消費しなくたって、ねぇ)。 となると現物をみたいので、家にあった万葉集を引っ張り出してくる。 「日本古典文學大系 萬葉集 四」(岩波書店 p152) [大意]石麿さんに申上げますが、夏痩にききめがあるということですよ。鰻を取って召上ってくださいまし。 続きもあった。 痩す痩すも生ければあらむをはたやはた鰻を取ると川に流るな [大意]痩せながらでも、生きていれば、それでよかろうに、鰻を取ろうなどとして、ひょっと川に流れなさるなよ 歌を作ったのは「大伴宿禰家持」。鰻をすすめられた石麿さんは「身体いたく痩せたり。多く喫飲すれども、形飢餓に似たり」。 川でがんばるのはよくなさそうです。 この顛末を母に報告したら、「へー知らなかった、そーなんだー」と感心している。 でもね、なんで報告したかというと、はっきりと母の字で「9/26(木)」と書いてあるから、なんですよ。 昔、数人で先生招いてうちでやってた「万葉集」の勉強会の痕跡ですよねえ。
by sister-sue
| 2017-08-06 13:10
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