じゃがいも(きたあかり)を大量にいただいた。
母が「そーだ。昔の、代用食作ろう」と思い立つ。
病床の祖父が食べて「ほっぺたにくっつけておきたいくらい、おいしい」と言ったという、芋餅の汁。
芋餅の分量は「じゃがいも大2個に対し、片栗粉大さじ2くらい」。
じゃがいもを茹で、粉吹き芋にして水分を切る。茹で汁は取っておく。
(「いきなりつぶしちゃだめなの?」「だって、べたべたするでしょ」)
汁物に使う場合、茹でる際に塩はあまり入れない。
(「なんにせよ、塩っぱいというくらいに入れちゃだめ」)
粉吹き芋をよくつぶし片栗粉を混ぜ、一口大の楕円形にする。10個くらいできる。
(「そのままバターで焼いて、醤油かけてもおいしいよー」)
取っておいたじゃがいもの茹で汁に、しいたけ、えのき、人参、三つ葉など好みの野菜を細切りにして入れ、創味のつゆで味をつける。野菜がくたくたにならないうちに、芋餅を入れ、浮いて来たら出来上がり。
「つぶしたてで作った方がおいしい」、とのことです。
そして大事なこと。「じゃがいもが、おいしくないとだめなのよ」。
そこは問題なし。