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2018年 05月 18日
前にも目がごろごろして、4日我慢して眼科に行ったことがある。ぴゅっと液体をかけられ、しばらくして「これですね」と、透明な糸くずのようなものを見せてくれた。「ドライアイもある」と診断されて、しばらく目薬をさしてた。目の異常は、我慢していいことがひとつもない、とそのとき思った。
かなり大きい眼科専門医院で、診療開始が9時なのに、8時から受付を開始している。8時20分の段階で43番。 隣接のカフェがあり、そこで待機しても順番近くになると教えてくれるという、すばらしい環境。 「すごいねえ、システマティックだねえ」と、家人が朝からカレーを食べながら感心している。「こうでなくちゃ」。 スープをすすってると、「43番の方ーー」と白衣の女性がやってきた。「ちょっと、見せてくださいね」 「見たところ、ありませんね-。いえ、中に入っちゃうということはありません、が、二つに折れたりして入り込んでることもあるので…。診察室で、詳しくみせてもらいますから、もうしばらくお待ちくださいね。いえ、お迎えにあがりますから、ここでお待ちくださってだいじょうぶです」 コンタクトが取れなくなったという阿呆に、この待遇。なんか本当に…申し訳ないです。 「コメディカルって書いてあったから、医者じゃないね。助手かなんかだね。こうやって事前にみて振り分けていくのかー、すごいねえ、さすがだねえ」とまたも家人が感心している。「つまりトリアージ」「そうそう、トリアージ」。 外に、タクシーがばんっと止まった。 中から、スターバックスだかタリーズだか、とにかくしゃれた紙コップをちゅるるーと啜りながら、ミニスカートにサングラスの女性が降りてきた。すげーハイヒール。 そのまま、正面から病院内に入っていく…「あれ、医者だね。きっと」「へ?」「きっとそうだよ」「なんかもう」「「ドクターXじゃん!!」」 9時ぴったりに、コメディカル氏が迎えに来てくれ、すぐに診察室に入ると、白衣だけど、サングラスじゃないけど、きらびやかなブレスレットの…、 やっぱり、さっきのドクターX(!) 「はい、見せてくださいね……、すごい出血だなー……、ないな。ちょっと失礼(目にぷしゅ)。ないな。またちょっと(ぷしゅ)、…ないな」 そして、ドクターXっぽい医師は宣言した。「ありません」。 「は?」 「ないです。もうどこかで取れちゃってますね、両方とも。傷がひどいので、それで痛いんだと思います。抗生物質と保護の薬出しますから、一週間後に来てください。それで問題なければ、コンタクト再開してもらって差し支えありません。あ、傷ひどいんで、もしも、悪くなるようならすぐに来てください」。 呆然。 「すごいよねえ、5分かからなかったでしょ、そして次の人もすぐ終わってたから、1時間で12人。症状の軽い人はそうやってどんどんやっていって、ひとり当たり、いくらになる? すごいなあ」家人は謎の計算を始める。 「つまり……、自傷行為だったってこと?」ぼそっと言うと、 「それそれ、やだなー、自傷行為。たまんないなー。やだやだ」と、実はものすごく心配してくれてた家人がハナで笑った。「で、もう、コンタクトは禁止ね」。
by sister-sue
| 2018-05-18 11:48
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