築地本願寺から渡された「忌日表」の「中陰表」によると、今日は「百カ日」である。
同時に渡される「浄土真宗 新 仏事のイロハ」(末本弘然/本願寺出版社)によると、
✳︎✳︎
「悲しみと立ち直り」に費やすために与えられている期間が中陰であり、それが約五十日間、と理解すればよいでしょう。(p85)
✳︎✳︎
とある。
四十九日のほぼ倍の日数が経った、ってことか。
そもそも「立ち直ろう」とはちっとも思ってないけど(濃淡はあれど、ずーっと付き合っていく感情として受け入れるほかない)、日にちが決まってると、ちゃんちゃんと句読点が打てていい。
で、母の百カ日。
だからといってなにをするわけではなく、
いつも通り花屋業務(水揚げとか差し替えとか)をし、香を焚き、でもそれだけだとなんだかなあと思って、「正信偈」を読み上げてみた。阿弥陀様はまだお迎えできてないし、お勤めというほどなにも出来ないしわからない。
でもまあ、なんかちょっと、やりました感はあった。
声を出してお経を読むのは気持ちがいい‥若干、長いけど。